『メイドインアビス』読み応え半端ねえぞ!謎の大穴「アビス」にワクワクが押し寄せてくる【漫画感想】
どうもこんにちは、もちきです。
先日Kindleセールで『メイドインアビス』が70パーセントオフになってたので1巻から7巻まで衝動的に一気買いしちゃいました。
今までほとんど読んだことなかったんですが、1巻を読み始めるともうやめられない止まらない。
最新の7巻までノンストップで読んでしまいました。
とにかく読み応えがすごくて、ハチャメチャが押し寄せてワクワクが100倍になるような漫画だったのでここに紹介します。
(『メイドインアビス』1巻より)
これまで読むのを避けていた
この『メイドインアビス』もちろん名前は知ってましたし、なんなら単行本の1巻は持ってます。ただ、最初の数ページだけ読んで積んでたんです。(いやなんでだよ)
ロクにストーリーも把握せず、今までなんとなーく読むのを避けてました。
表紙の雰囲気から勝手に「日常もの」だと予想して読むのを避けてたんです。ええ、勝手に。
日常ものが嫌いなわけではないんですが、別にまだ読まなくてもいいかーって感じでした。
ただ、そんな考えは読み進めるごとに全くの間違えだった事に気付かされます。なぜ今まで読まなかったのか、後悔しかない。
『メイドインアビス』1〜7巻
— もちき (@mochiki_comic) 2018年8月6日
読み応えがズバ抜けてる。めちゃくちゃハマりました。
1巻を読み終わった直後と、7巻を読み終わった今とでは540度くらい印象が変わってる。表紙だけ見たらこんな漫画だと思いませんやん、普通。
これは他の人の感想が読みたくなる漫画だなあ。 pic.twitter.com/SwfLrJw8UY
メイドインアビスのここが面白い
未開の大穴「アビス」にオラワクワクすっぞ!
<あらすじ>
限界深度2万メートル以上!?
人類最後の未踏の深淵には何があるのか…?隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。
「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』呼ばれるようになっていった。アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?
細密で独創的な絵柄が魅力のイラストレーター界の鬼才・つくしあきひとが、待望の商業デビュー!!
幻想と機械が入り混じる大冒険活劇、第一巻がついに登場!!
1900年前発見された大穴「アビス」。この物語はこのアビスを中心に展開されます。
1900年前に発見されたと言ってもまだまだ謎ばかり。生体不明の原生生物や、希少な価値を持つ「遺物」と呼ばれる不思議な人工物。
冒険者達はこのアビスに一攫千金を追い求めて挑み続けるのです。
(『メイドインアビス』1巻より)
この「アビス」の作り込みがすっごい。一体どの深さまであるのかもまだわかっていません。
上記画像を見ると7層までは確認されているものの、底を確認できたものはまだいない模様。深さは最低20000メートル以上。いやどんだけ深いんだよ。
比較としてあげると、地球で1番深い海溝「マリアナ海溝」の深さが水面下10911メートルとされてます。
いやどーーーーーーーーんだけ深いんだよ。マリアナ海溝の2倍以上ですね。
果たして底には何があるのか、何が広がっているのか。
オラワクワクすっぞ!
アビスの呪いにオラワクワクすっぞ!
この「アビス」一度入ると一筋縄では地上には戻れない。何故かって?
アビスから地上に戻る際の上昇不可「アビスの呪い」があるからです。
(『メイドインアビス』1巻より)
アビスの呪いは深く潜れば潜るほど負荷が大きくなる。深層6層まで降りると、もはや人間として地上に戻ることは不可能です。まさに「呪い」と呼ぶに相応しい。
では、なぜ人々はここまでのリスクを負ってこの大穴に挑むのかって?え?そんなの決まってるじゃないですか。
「そこに穴があるからだ」
お前誰だよ。
原生生物にワクワクすっぞ!
アビスには多くの原生生物が存在しています。その存在はまだまだ生態が不明な生物ばかり。人間に害のない生物もいれば、逆に危険な生物も沢山います。
その原生生物ですが、設定資料が単行本の話と話の合間に挟み込まれてくる。それが読んでてもうワックワクするんですよ!
しかもそれが一つ一つちゃーんと作り込まれてる。こういう設定資料が作り込まれている漫画は名作って相場が決まってるんだって!
え?グロくない?オラ…ゾクゾクすっぞ……
(『メイドインアビス』3巻より)
この漫画、表紙やポップな絵柄からは想像出来ないほどグロテスクなシーンが結構あります。
油断してたらふつーに腕をナイフでグリグリ切るシーンとか入ってくる。
いやさ『ベルセルク』とか『キングダム』とかなら、腕が切れたら血がドバドバ流れてもなんとも思いませんよ。もう絵柄とか話から、グロいシーンあるなって想像つきますもん。
こっちも覚悟してるから腕とか足が吹っ飛んでも「よっしゃきた!バッチコイもう一本!」って感じ。
でもこの漫画は違うじゃん……。絵柄とか表紙だけ見てもグロい漫画ってわかりませんやん。
ドラえもん見てんのに、ジャイアンが「おいのび太、金出せよ」って言っていきなりのび太の腹蹴り飛ばしたら引きますやん。
そういうシーン予想してないんだもん。気持ちが追いつかないんだもん。
それと一緒ですよ、全くもう。
いや、でもまああれだ…………もっとやってくれ。
『メイドインアビス』てっきりハクメイとミコチみたいなものだと思ってた私には刺激が強すぎる。
— もちき (@mochiki_comic) 2018年8月6日
まとめ
以上『メイドインアビス』の感想・紹介でした。
最近読んだ漫画では圧倒的な読み応えで、読めてよかったと心から思いました。今まで読んだことがなかった方もぜひ、試しに読んでみてはいかがでしょう。
また、先日この漫画を読んで興奮冷めやらぬまま書いた記事なので解釈とか設定とか間違っているところがあれば優しく教えて頂ければ幸いです。厳しく言われると泣いちゃうので優しくお願いします、優しく。
おしまい。